逃げちゃダメだ!エヴァンゲリオンTVアニメ1話のあらすじを、【小説風】にわかりやすく解説・考察

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「シン・エヴァンゲリオン劇場版を観に行きたいけど、これまでの話をちゃんと覚えてない……」

そんなあなたのために、TVアニメ版から映画版『Q』までのストーリーを【小説風】にわかりやすく解説!

・世界観や用語の解説、考察もしつつ、1話あたり3分で読める
・小説のように楽しく読める

そんな記事なので、

「エヴァが気になるけどよく知らない、むずかしそう」
「短い時間でおさらいしたい」

という方にもおすすめです!

※この記事では、「TVアニメ版第1話」を紹介しています。つづきは鋭意作成中!

※小説風のため、心情描写などは筆者の妄想が入ることをご了承ください。

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プロローグ

僕の名前は、碇シンジ。十四歳、エヴァンゲリオン初号機パイロット……だったはずだ。わからない。今となっては、自分がどういう存在なのかも。

僕の身には、これまであまりに多くのことが起こりすぎた。上手く話せる自信はないけど、やってみよう。

僕も君と同じだ。いい加減決着をつけたいって思ってる。あまりにも長く、錯綜した、このエヴァンゲリオンという物語に。

第壱話 使徒、襲来

Scene1 シンジ、登場
父さんに呼び出されて、第3新東京市にやってきた。
僕の物語の開始地点。

そのときの僕は、まだなにも知らなかった。自分が何に巻き込まれようとしているのか。
知るよしもなかった。人類と世界を巡る壮大な神話の途上に立たされ、主人公を演じさせられようとしているなんて。
何の意思もなく、父さんに言われたとおりここへきて、教えられたとおりの番号に電話をかける。

……つながらない。
「特別非常事態宣言発令のため、現在すべての通常回線は、不通となっております」
公衆電話の、自動音声が言う。
街は空っぽだ。住民はみんな避難している。僕もシェルターへ行ったほうがよさそうだ――
そう思ったとき、大きな音と衝撃波が街を襲う。

使徒、襲来。
建物の何倍もある、白い仮面のような顔をした怪物。第3使徒、サキエル。

もちろんこのときの僕は、それが使徒だなんて知らない。自分がこれから、そいつと戦わされようとしていることも。

車が僕を迎えにくる。運転手は葛城ミサト。額を出したロングヘアー、タイトなミニスカート、イケイケな感じのお姉さんだ。

ミサトさんの車で移動中、戦闘機がN2地雷という兵器で使徒を爆撃する。
核兵器みたいな爆炎が立ちのぼる。軍の切り札――でも、使徒は無傷だ。
使徒はATフィールドという、特殊なバリアーで守られている。通常兵器では倒せない。撃てば撃つほど、お金を無駄にするだけだ。

戦えるのは、エヴァしかいない。

僕はNERV(ネルフ)の地下アジトへ連れて行かれる。特務機関NERV。軍とは別に設けられた、使徒と戦うための組織。

ミサトさんはそこの作戦部長で、父さんは総司令だ。
碇ゲンドウ。僕を捨てた父親。その人に、「来い」という一言だけの手紙を寄越され、僕はのこのこやってきた。
そして「それ」の前に立っている。

Scene2 エヴァ、搭乗
「汎用人型決戦兵器、人造人間エヴァンゲリオン。その初号機」
白衣を着た金髪のショートカットの女性――赤木リツコ博士がそう告げる。

僕の目の前には、ブドウ酒色のプールに浸かった、巨大な紫色のエヴァの頭部。
ロボットといえばガンダムみたいに、四角い形が思い浮かぶけど、エヴァは曲線的で、鋭角的――なめらかでシュッとしたデザインだ。
顔の中心からはツノが生えているし、色は紫だし、「人類を守る正義のロボット」ってイメージからは程遠い。そもそもリツコさんは、「人造人間」って言ったよな?
得体のしれない、頭だけで僕の何十倍もあるそいつの、鋭く光る白い目が、僕をにらみつける。
怖い。

「これも父の仕事ですか」僕が問うと、
「そうだ」
父さんの声が、天から降ってきた。
エヴァの頭上、窓の向こうに父が立っている。耳から顎まで伸びるボサボサの髭、サングラス――僕を見下す、神のように傲岸な目。

僕が思わず顔をそむけると、フッ、と小さくせせら笑い、
「出撃」
パイロットとしてエヴァに乗れと、僕に命じる。
「無理だよそんなの!」僕は叫ぶ。涙がこぼれる。「父さんは僕がいらないんじゃなかったの」
「必要だから呼んだまでだ。乗るなら早くしろ。でなければ帰れ!
僕は動けない。そのとき、基地が揺れる。使徒の攻撃。
「ここに気づいたか」と父さん。
「逃げちゃダメよ」ミサトさんが言う。「お父さんから、何より自分から」
僕は動けない。

役立たずの僕の代わりに、ひとりの少女が呼ばれる。綾波レイ。水色の髪、白い肌、か細い体のあちこちに包帯を巻かれた彼女は、担架にのせて運ばれてくる。
再び使徒の攻撃。地震みたいに基地が揺れ、壊れた瓦礫が上から落ちてくる――!
僕が思わず両腕で、自分の頭をかばったとき――初号機の腕が、僕をかばう。僕と同じ動きで。
まるで僕を、守るように。

担架から落ちた綾波のもとへ、僕は駆けつける。抱き起こした彼女の肩は、脆くて小さい。痛みに震え、声を漏らす綾波。
僕の手に血がついている。彼女の血だ。
守らなきゃ。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……!
心のなかで、何度も強く自分に命じた。

いまになって思う。
その心の声は、ほんとうに僕の意思だったんだろうか?
父さんの命令。ミサトさんの言葉。そして――
あのとき初号機が、僕を見たんだ。
白い目の光が、一瞬戻って、僕になにかを伝えようとするように。

「やります」僕は言う。「僕が乗ります!」
白い円筒形の、エントリープラグと呼ばれる操縦席に乗り、エヴァの首の後ろ、脊髄に開いた穴へ挿入される。

エントリープラグの中は、LCLというオレンジの液体で満たされる。「Link Connected Liquid」=「同調接続用液体」の略称。エヴァはパイロットと神経接続して稼働する。LCLはその媒介だ。
液体だけど、直接血液に酸素をとりこめるようになるから、溺れることはない。でも最初は気持ち悪かった。粘着質で、血みたいな臭いがするから。

準備が整う。安全装置が解除され、射出口にスタンバイ。
「発進!」
ミサトさんが命じると、エヴァは地上へ射出される。ここもエヴァの独特なところだ。普通ロボットって、空から飛んで駆けつけるのに――エヴァは地面の下から出てくる。

そして僕は、使徒の前へ。
僕とエヴァの、戦いがはじまる。

つづく ⇒第弐話 見知らぬ、天井(鋭意作成中)

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