奇人・変人の巣窟、京都大学!クレイジーな京大生エピソード7選【よりどりみどり】

京大生

こんにちは、京大卒ライターのたなかです。

みなさんは京大生と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?

「賢い」より先に、「変人」という言葉が思い浮かぶかもしれませんね。

京都大学には「狂徒大学」という別称(蔑称)もありますし……

とはいえ、「どんな風に『変』なのか?」具体的に想像はしづらいんじゃないでしょうか。

そこで、僕が実際に京大で遭遇した、「こいつは面白い」という人物のエピソードをご紹介します。

奇妙な生物を観察する気持ちで、楽しんでいただけたら幸いです。

××を被った赤髪の怪人、M.T

M.Tくんはヘヴィメタルバンドでギターボーカルをしていた男。

歌はめちゃくちゃ上手で、昔は声楽をやっていた。

カラオケでは一人二役で見事な『オペラ座の怪人』を歌いあげてくれるのが楽しみでした。

ボクシングもやっていて、猛獣を思わせるような体躯。

髪は基本的に真っ赤です(たまにピンクになってました)。

あるとき、友達数人と学生食堂に集まることになりました。M.Tくんもそこで待っていると言います。

行ってみると、長テーブルでイスに座っているM.Tくんが、なぜか白い仮面を被っているんです。

↑マジでこんなやつ。

想像してみてください。

ハロウィンでもなんでもない平日の昼中、学生食堂に、赤い髪、猛獣のような体躯、毛のついたフードの黒いダウンジャケットにジーパン、そして白い仮面の男が、黙って座っている姿を……

しかも彼は、『もののけ姫』のコダマみたいに首を傾けたまま硬直していて、何も言わないんです。

ただそこにいるだけで、異様な「圧」。ゴゴゴゴゴ……っていうジョジョの効果音が目に見えました。

彼の周りだけ異空間みたいになってて、人が寄りつかないし……

「どうしたの、Mくん……」と僕が話しかけると、

カッタ

「カッタ……? ああ、『買った』か。いや入手方法の話じゃなくて……」

トクニイミハナイ

「そっか……そうなんだね……いいね……『オペラ座の怪人』みたいで」

ウン

怖い……笑

でも、M.Tくんってコワモテの割に優しくて、コンビニの夜勤の後に余った弁当を僕の家のドアノブに引っかけて帰っていくという、「かさじぞう」みたいなこともしてくれていました。

心優しき『学食の怪人』のお話でした。

鬼畜おもしろがり女、A

Aはあんまり女の子女の子してない強気な女性。

けっこうズバズバとストレートにものを言うタイプですが、その分みんなを笑わせるサービス精神というか、芸人魂、リーダー資質がある人でした。

長年小説を書いていることもあってか、日頃から「おもしろいかどうか」でものを見るところがあります。

当時、僕は彼女とお付き合いしていて、「自分に子供がいたら、どう育てる?」という話をしていました。

僕は「習い事なにがいいかな~」みたいなことを話してたんですが、彼女がぽつりと。

リンゴをバナナって子供に教えたらおもしろくない?

「え……どういうこと……?」

「親がリンゴのことを指して、『これはバナナ』って教えるじゃん? 子供はそう思いこんだまま幼稚園に通いだして、他の子と話が食い違う。

他の子はリンゴのことリンゴって言ってて、自分だけバナナって言ってる。なにこれ……?ってなって、はじめて私のいたずらに気づくの。おもしろくない?

「いや……かわいそうだろ……絶対にさせんぞそんなことは」

「あと、子供が生まれたら10年間くらい海外赴任してきて。それで帰ってきたらおもしろい

「嫌だよ!何がおもしろいんだよ!」

「パパなのに『誰この人』ってなるの。おもしろい」

「漫画の読みすぎだろ!承太郎と徐倫じゃねーんだよ!

もちろん彼女も本当にはやらないでしょうけどね、そんなこと。

え……やらないよな……?

※承太郎と徐倫についてはジョジョ6部を参照のこと。

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一言で教室を凍りつかせたミュージシャン、M.Y

M.Yくんはプロのミュージシャンを目指している男で、高校生の頃から積極的に作曲やバンド活動をしていました。

バンドコンテストで賞をとったこともあるそうで、演奏技術もやっぱり趣味でやってる人とは全然違う。

曲もいいんですよ~。友人であることを抜きにしても、彼の曲は好きです

性格はけっこう尖ってました。ロックミュージシャンなので、反骨精神と自信はあってナンボだと思いますが。

彼の尖り具合を象徴する、中学生時代の伝説的なエピソードがあります。

彼は当時、極度の「女嫌い」だったそうです。女子の人間関係のジメジメした感じとか、ひそひそ噂話をするような感じが嫌だったんですかね……。

あるとき、クラスメイトの前で英作文を読み上げる機会が訪れました。

彼の英作文の第一声は、

I hate girl.」(オレは女が嫌いだ)

尖りすぎだろ……。

それ以来、僕は彼の話を人にするとき「I hate girlの人」と言うようになりました。

英作文全体の内容は詳しく聞けてないんですが、気になってます。

最近ではだいぶ丸くなったようで、女嫌いも薄れたそうです。

よかったような、寂しいような……。笑

飄々とした文学者、N氏

N氏はひょろっとしていて背が高く、飄々とした雰囲気の男。

太宰治や尾崎豊を敬愛し、文芸サークルに所属していた物書き仲間です。

二十歳そこそことは思えない洞察の深さがあって、彼の発言や文章には敬意を持っていた人も多かったと思います。

N氏のエピソードはそこまでパンチの効いた感じじゃないんですか……なんというか、自然体で変なことするんですよね。

友達の家で急に魚を焼きはじめて、「臭えわ!」と怒られたり……

彼の家に遊びにいったら、「屋根のぼる?」と言われてひょいっと屋根の上に連れて行かれたり……(天狗か妖怪のたぐい)

でも、ともに屋根の上に座って、京都の街並みと空を眺めながら、風を浴びたのは良い思い出です。

「気持ちいいでしょ」

「うん」

冷静に考えるとクレイジーですけどね。

一軒家じゃなくて、マンションの屋根だったんで……普通にアウトだったんじゃないかな……。

「道行く人が××に見える」R

Rは知的好奇心旺盛な男で、僕の友人の中では数少ない大学院進学組。

順調に研究者としての道を歩んでおり、京大とは肌が合っていたようです。

京都生まれ、京都育ちで、たしかに京都人らしい柔らかな物腰。

大体いつもにこにこしてて、感情的になってるところを見たことがないです。

しかし、そんなRがある日驚愕の発言をしました。

「頭悪い人って何なんやろなあ。理解できひん」

ここまではまだ、そんなにクレイジーでもないんですが……

商店街とかですれ違う人、みんな虫に見える

……ムスカかな?(人がゴミのようだ)

いつもの柔らかな口調で平然と言ってるのがまたウケました。(京都人みを感じる)

このエピソードだけだとサイコパスみたいなんですけど、彼には彼なりの理由があったんだろうなあと思います。

まず、お父さんがすごいぶっ飛んだ人で、「バカは死ね」が口癖だったそう。

親の影響ですね。

あと、バイト先で「京大生のくせに……」みたいな学歴コンプの嫌味を散々言われたこともあったとか。

別にみんなバカと思ってるわけではなくて、そういう一部の「悪意あるバカ」に傷つけられて、人間嫌になってたのかなあと。

怒りを露わにしないので、理不尽な悪意をぶつけられても(僕みたいに)キレ返したりせず、溜めこんでしまうのかも。

基本的にはとても優しいし、家に遊びに行くと細やかなおもてなしもしてくれるいいやつです。

「将来の夢はお花屋さんか××」Kさん

Kさんはパッと見おとなしくて人がよさそう……実際優しい女性ではあるんですが、なかなかアウトローな人物です。

急に引っ越したり、結婚したかと思えば離婚したり、普通できないような決断を即実行するので驚きます。

クリエイター魂も強く、舞台女優、物書き、映画撮影、プログラミングなどいろいろやってて多彩です。

あるとき、そんなKさんと「子供のころの将来の夢」の話になりました。

やっぱり昔からクリエイターとか女優になりたかったのかな?と思ってたところ、

中学生のときの夢は、お花屋さんかAV女優でした

いや、女優は女優だけど……そんな両極端な二択ある?笑

お花屋さんはほんわかしたイメージで、女の子の将来の夢としては定番ですが……

それとセクシー女優を平然と並べる辺り、さすがだなと。

「なんでAV女優になりたかったの?」と聞いてみたところ、

「楽しそうだし、きれいに撮ってもらえるし……それでたくさんの人に喜んでもらえて、お金ももらえるって、なんて素晴らしい職業だろうって」

「なるほど……そう言われると、そうかもしれない……」

合理的。謎に説得力があってウケる。

ちなみに、「そのネタで小説書いてみたら面白いんじゃない?」と提案したところ、本当に書いてくれました。

読ませてもらったら面白かった。やっぱりクリエイターだなーと思いました。

ゴキブリ博士、たなか

はい、最後は僕ですね。

人のことを散々ネタにしといて自分だけ常人ヅラするのも悪いので……。

僕が下宿していた部屋にはちょくちょくゴキブリが出ました。

殺虫剤は常備してたんですが、ゴキブリって殺虫剤かけても死なないんですよね。一時的に動きが固まるだけ。

固まっている間にホウキとかで外に出せばいいんですけど……虫嫌いだし、近づきたくもない、目に入れたくもない。

そう思った僕は、ゴキブリの上からティッシュをかけました(埋葬)

そして、小さめのタッパーで捕獲(封印)

これで一生逃げられないし、目にもつかない。そのうち死ぬだろ。

で、ずっと放置してました。

それをなにげなく友達に話した結果、

「あいつはゴキブリ研究のために部屋でゴキブリを飼育しているゴキブリ博士だ」

ゴキブリを監禁して同棲してる変態

など散々ネタにされました。(大体京都人・Rが言ってたような気がしますが

でも怖いし、ゴキブリと関わりたくないのでずっと放置。

引っ越しの時におそるおそる開けてみたら、なんとゴキブリは消えていました。

完全にタッパーで密閉してたのに……手品かな?ブラックホールでも発生したのか?永遠の謎です。

たなかのnoteはこちら(小説や詩を上げています。ゴキブリの小説はありません

さいごに:「人生のコンテンツ化」

いかがだったでしょうか。

あんまり生産性のない記事ですが、暇つぶしになったなら幸いです。

こんな時代だからこそ、頭空っぽにして楽しめるようなものって大事なのかな、とも思います。

この記事は当ブログのコンセプト=「人生のコンテンツ化」の小さな試みでもあります。

僕は変な人の話を聞くのが好きですし、記事にされる側も、自分に興味を持ってもらえるって、基本的には嬉しいんじゃないかな?と思います。

内容にもよるでしょうが、その人の「良さ」や「面白さ」、「美しさ」を伝えてあげられるようなコンテンツって、素敵じゃないかなあと。

そうしてコンテンツ化されたものが、誰かの楽しみになって、人の輪が広がって、さらにいろんな人から話を聞けたりしたら……

「人生のコンテンツ化」という幸福なサイクルは、ずっと続いていくことになる。

そんなことを夢見ているので、京大生に限らず、「自分のことを書いてみてほしい」という方がいたら教えてほしいです。

また、この記事の登場人物の中で、「この人の話をもっと聞いてみたい」と気になった人がいたら、教えていただければ。

今後の記事作成の参考にさせていただきます。

コメント欄でも、僕のTwitterアカウントでもよいので、気軽にお声かけください~

余談:エヴァンゲリオンのマリやゲンドウの母校も京大

現在絶賛上映中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。

エヴァの主要登場人物であるマリ、ゲンドウ、冬月、ユイって京大出身なんですよ。

彼らもエヴァ創ったり世界を巻きこんで人類補完計画起こしたりと、かなり頭おかしい部類に入るので納得かも……。

このブログではシンエヴァの解説記事も上げています。↓

シン・エヴァンゲリオン 最新ネタバレわかりやすく解説!庵野監督の「メッセージ」を探る。

シンエヴァ、マリの「長い髪」から読み解くキャラクター像。イスカリオテのマリアとは?

よかったらどうぞ~

コメント

  1. タケノコ派 より:

    リンゴをバナナちゃん最高
    マリの後輩になってきます

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